ビッグマックは世界各国で総合的な購買力を推し量る「ビッグマック指数」としてお馴染みですが、iPhone 6(16GB)もビッグマック指数ならぬ「iPhone指数」として、世界各国の収入水準を比較するにはもってこいなんだとか。UBSが公開した比較表がなかなか面白かったので早速ご紹介!
iPhone指数で世界の収入水準が一目瞭然
▲この表を見れば世界各国の収入水準が一目でわかる。 |
UBSが公開した「Prices and Earnings2015(価格と収入調査2015)」では、ビッグマック1つ、パン1Kg、米1Kg、iPhone 6(16GB)を購入するのにどれだけの時間働かなければならないのか比較しています。
▲平均月収50000円前後と言われているウクライナでは、iPhone 6は高級品です。 |
最も長い時間働かなければならない国はウクライナのキエフで627.2時間。
日で換算した場合、1日8時間労働&休み無しでも78日間(約2.6か月間)働き続けなければなりません。
その次に長いのはインドネシアのジャカルタ。
こちらは468時間なので、1日8時間労働&休み無しで働いた場合、約58日間の労働です。表を見てみると、iPhone指数の高い国はパンや米ですら他国と比べて俄然高いこともわかります。
最も短い労働時間で購入できるのはスイス
▲スイスのチューリッヒ/ジュネーブ/ベルンは各環境調査でも常に上位。 世界トップレベルの国はiPhone指数でも当然の結果に。 |
逆に、最も短い労働時間でiPhone 6が購入できるのはスイスのチューリッヒ。なんと、たった20.6時間の労働でiPhoneをゲットできちゃいます。パンや米もかなり安いですね。
さらに、その次もスイスでジュネーブの21.6時間なので、スイスは安定して生活水準が高いことがわかります。ちなみに、日本の東京はiPhone 6を購入するのに40時間必要です。
国により収入や生活傾向は違いますが、やっぱりスイスは羨ましい。たった20時間とちょっとでiPhoneが買えちゃうなんて・・・。