どうやら、一部のiPhone 6s/6s Plusでボディが腐食するという問題が発生しているようです。原因は素材として使われているアルミニウム合金とのこと。その傷、実は腐食が原因かも?
ボディ強度を高めたのが裏目に?
▲カメラを縁どるように腐食が発生してしまったiPhone 6s。 湿度が主な原因のようです。 |
iPhone 6s/6s Plusには、ボディ強度をさらに高めるために7000番台のアルミニウム合金が採用されています。
これは飛行機でも利用されている合金で、iPhone 6/6 Plusで使われたアルミと比べて2倍の強度を誇るとか。
▲ボディ下部で腐食が進行中。 iPhone 6s/6s Plusの腐食は多くのユーザーから報告されています。 |
7000番台のアルミニウム合金は亜鉛の含有率が高く、他の合金と比べて酸化しやすいとのこと。湿度の高い場所では腐食の進行が速くなってしまうようです。
本来、防水ではないiPhoneを湿度の高いお風呂やサウナで利用している人は多くないと思いますが、気を付ける必要がありますね。
我がiPhoneにも不吉の兆候が・・・
▲僕のiPhone 6s Plus。 比較的小規模ですが、Lightningポート周辺が・・・ |
普段はケースを付けているので気付かなかったのですが、良く見てみると腐食してる・・・。
湿度の高い場所で使った覚えはないですが、ランニングをしている時など、iPhoneをポケットに入れていることが多いので、汗で蒸れてしまったのかもしれません。
そこまで悲嘆するほどではないので、ひとまず、湿度に気を付けるようにしてこれ以上広がらないようにするしかないですね。
iPhoneの腐食問題についてはAppleも認識
Appleもこの問題については把握しており、酸化を防ぐための処理も施されていたようですが、あまり効果的ではなかったようです。Appleによれば、一度発生してしまうと対処のしようがなく、解決策もないとのことなので、iPhone 6s/6s Plusは湿度に気を付けて使うようにしたいですね。
あなたのiPhoneは大丈夫ですか?念のため、確認しておきましょう!